頭皮のマラセチア菌の減らし方と殺菌方法について解説

「頭皮がかゆい」「フケが止まらない」——その原因、もしかしたらマラセチア菌の増殖かもしれません。

マラセチア菌は誰の頭皮にも存在する常在菌ですが、皮脂の過剰分泌や不衛生な環境が重なると異常増殖し、フケ・かゆみ・脂漏性皮膚炎などのトラブルを引き起こします。

「マラセチア菌を殺菌したい」
「どうすれば減らせるの?」

この記事では、そんな疑問にピンポイントでお答えします。殺菌しすぎるリスクや、正しい対策方法も併せて解説します。

記事の後半では、マラセチア菌対策に有効な医薬部外品成分を配合した薬用スカルプシャンプーもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

マラセチア菌が増殖する原因

マラセチア菌が増殖する原因

マラセチア菌は、健康な頭皮にも普通に存在する常在菌です。通常は他の菌とバランスを保ちながら共存していますが、ある条件が重なると異常増殖し、頭皮トラブルを引き起こします。

主な増殖の原因は、皮脂の過剰分泌です。マラセチア菌は皮脂(脂質)を栄養源として生きているため、皮脂が多い環境ほど活発に増えます。

ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどで皮脂分泌が増えると、菌にとって居心地のいい環境が整ってしまいます。

また、洗髪不足や洗いすぎも原因のひとつです。汚れや皮脂が頭皮に残った状態が続けば菌の餌が増え、逆に洗いすぎると頭皮のバリア機能が低下して皮脂が過剰に分泌されるという悪循環に陥ります。

さらに、頭皮の蒸れや高温多湿の環境もマラセチア菌が好む条件です。汗をかいた後に長時間そのままにしていたり、帽子をかぶり続けたりすることで、菌が増殖しやすい状態になります。

つまり、マラセチア菌が増える根本には「皮脂バランスの乱れ」と「頭皮環境の悪化」があります。菌を力ずくで退治しようとするよりも、菌が増えにくい頭皮環境を整えることが、長期的なトラブル改善への近道です。

マラセチア菌の減らし方は?

マラセチア菌の減らし方

マラセチア菌を減らすアプローチは、大きく2つに分けられます。①一時的に菌を殺菌する方法と、②菌が増えにくい頭皮環境を根本から整える方法です。

ただし、この2つは同じではありません。殺菌はあくまで「今いる菌を減らす」対処療法。環境を整えることが「また増えないようにする」根本対策です。それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合ったケアを選びましょう。

1. 殺菌する

マラセチア菌に対して殺菌効果があるとされる成分として、ミコナゾールやケトコナゾールなどの抗真菌成分が知られています。これらは医薬品・医薬部外品のシャンプーや外用薬に配合されており、菌を直接減らす効果が期待できます。

フケやかゆみが急激に悪化しているときや、脂漏性皮膚炎と診断されている場合には、皮膚科での処方薬も選択肢のひとつです。

ただし、殺菌はあくまで一時的な対処です。頭皮環境が整っていなければ、菌はまたすぐに増えてしまいます。また、殺菌しすぎることで起こるリスクもあるため(詳しくは次のセクションで解説します)、長期的なケアとしては環境を整えるアプローチと組み合わせることが大切です。

2. 増殖しない環境を作る

マラセチア菌の根本的な対策は、菌が増えにくい頭皮環境を整えることです。具体的には、以下のようなアプローチが有効です。

① 余分な皮脂・角質をコントロールする
マラセチア菌の栄養源となる皮脂や古い角質を適切に取り除くことで、菌が増えにくくなります。サリチル酸などの角質ケア成分が配合されたシャンプーを使うことで、頭皮を清潔に保ちながら菌の餌を減らすことができます。

② 炎症を鎮静させる
菌の増殖によって起きた炎症をそのまま放置すると、頭皮環境がさらに悪化します。グリチルリチン酸2Kのような抗炎症成分で炎症を鎮め、頭皮が正常な状態に戻りやすい環境を作ることが重要です。

③ 頭皮のバリア機能を高める
乾燥した頭皮はバリア機能が低下し、皮脂を過剰に分泌しやすくなります。セラミドや植物由来のエキスで保湿ケアを習慣にすることで、皮脂バランスが整い、菌が増えにくい頭皮へと近づきます。

④ 生活習慣を見直す
睡眠不足やストレス、脂質の多い食事は皮脂分泌を増やす要因になります。スキンケアと並行して、生活習慣を整えることも頭皮環境の改善に大きく影響します。

マラセチア菌を殺菌しすぎることで起こるリスク

殺菌しすぎのリスク

「菌が原因ならとにかく殺菌すればいい」と思いがちですが、殺菌しすぎることで逆に頭皮トラブルが悪化するケースがあります。

常在菌バランスが崩れる

頭皮には、マラセチア菌以外にもさまざまな常在菌が存在しており、互いにバランスを保ちながら頭皮環境を守っています。強い殺菌成分を継続的に使うと、マラセチア菌だけでなく頭皮に必要な菌まで死滅させてしまい、かえってバランスが崩れることがあります。

常在菌のバランスが乱れると、もともと少なかった菌が異常増殖したり、外部からの刺激に弱い頭皮になったりと、新たなトラブルを招くリスクがあります。

頭皮のバリア機能が低下する

殺菌成分の強いシャンプーを使いすぎると、頭皮の皮脂膜まで落としすぎてしまいます。皮脂膜は外部刺激から頭皮を守るバリアの役割を果たしているため、これが失われると乾燥・かゆみ・炎症が起きやすくなります。

さらに、乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌され、結果的にマラセチア菌の餌が増えるという悪循環に陥ることもあります。

「殺菌」より「環境を整える」が長期的な解決策

殺菌は一時的な改善には有効ですが、根本的な解決にはなりません。菌が増えにくい頭皮環境を作ることが、繰り返すフケ・かゆみを根本から断ち切るための正しいアプローチです。

角質ケアや抗炎症ケアを通じて頭皮環境を整えることで、マラセチア菌が増えにくい状態を継続的に保つことができます。

マラセチア菌の対策シャンプーをご紹介

シャンプー

マラセチア菌対策として「殺菌成分入りのシャンプーを探している」という方も多いですが、前のセクションでお伝えしたとおり、殺菌しすぎることで頭皮環境がかえって悪化するリスクがあります。

そこでおすすめしたいのが、殺菌に頼らず頭皮環境を根本から整えるアプローチで設計されたReBALAN(リバラン)薬用スカルプシャンプーです。

3種の医薬部外品有効成分配合

ReBALANシャンプーには、厚生労働省が効能を認めた有効成分が3種類配合されています。

ReBALAN 薬用スカルプシャンプーの有効成分

① サリチル酸

余分な角質や過剰な皮脂を取り除き、マラセチア菌が増えにくい頭皮環境を整えます。菌の栄養源を断つことで、増殖を抑制するアプローチです。

② グリチルリチン酸2K

甘草由来の抗炎症成分。マラセチア菌の増殖によって起きたかゆみ・赤み・フケの炎症を鎮静し、頭皮が正常な状態に戻るのをサポートします。

③ 酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)

血行を促進し、頭皮の代謝を整えます。皮脂バランスの乱れを内側からケアします。

殺菌成分は配合していませんが、だからこそ常在菌バランスを崩さずに、頭皮環境を穏やかに整え続けることができます。

弱酸性アミノ酸処方で低刺激

洗浄成分には、肌への刺激が少ないアミノ酸系成分を採用。頭皮トラブルが慢性化している方や、敏感な頭皮の方でも使いやすい設計になっています。

カシミヤヤギ由来の水解ケラチンやユズセラミド、6種のオーガニックエキスなど、頭皮と髪を同時にケアするヘアケア成分も豊富に配合されています。

頭皮に揉み込むトリートメントもおすすめ

リバラントリートメントの画像

シャンプーで頭皮環境を整えたあと、さらにケアを重ねたい方にはReBALAN(リバラン)美容液トリートメントを一緒に使うのがおすすめです。

一般的なトリートメントは毛先につけるものですが、ReBALAN美容液トリートメントは頭皮に直接揉み込んで使える設計になっています。

シャンプーと同じくグリチルリチン酸2KとサリチルK酸の2種の有効成分を配合しており、洗い流した後の頭皮にも継続してアプローチできます。

シャンプーで皮脂・角質をコントロールしながら、トリートメントで有効成分を重ねてケアする。この2ステップを習慣にすることで、頭皮環境をより根本から整えることができます。

実際に弊社のシャンプートリートメントを使ってもらいました

実際に頭皮トラブルで悩んでいた方にReBALAN(リバラン)を使っていただきました。

ずっと悩んでいたのですがやっと出会えました!(40代女性)

体験者

フケかゆみにずっと悩まされ、色々試したのですが、かえって悪化してしまうのもありました。リバランは、菌を落とすだけでなく、乾燥も防いでくれるので、もう掻きむしるようなこともなくなりました!

始めは父に勧めた自分も毎日、使ってます!(30代男性)

体験者

脂漏性の父に勧めたのが始まりです。頭皮環境の変化に気づいた自分も使ってみたところ、この手のシャンプーにありがちな、洗い上がりのギシギシした感じもなく、香りもいいのでとても気に入ってます。

頭皮のかさぶたも、ようやく改善しました!(40代女性)

体験者

皮膚科にも相談し、完治には時間がかかることは理解していました。私なり色々と調べてReBALANシャンプートリートメントを使い始めたところ、3本目でポロポロと剥がれ落ちるようなかさぶたもすっかりなくなりました!

※画像内のReBALAN(リバラン)は旧ボトルです。

まとめ

マラセチア菌によるフケ・かゆみは、「殺菌で倒す」よりも「増えにくい環境を作る」ことが根本的な解決につながります。この記事のポイントを振り返っておきましょう。

✅マラセチア菌は常在菌であり、皮脂の過剰分泌や頭皮環境の悪化が増殖のトリガーになる

✅殺菌は一時的な対処として有効だが、常在菌バランスを崩したりバリア機能を低下させるリスクもある

✅根本対策は「菌が増えにくい頭皮環境を整えること」——サリチル酸による角質・皮脂コントロールと、グリチルリチン酸2Kによる炎症鎮静が有効

✅ReBALAN薬用スカルプシャンプーは殺菌成分に頼らず、3種の医薬部外品有効成分で頭皮環境を整えるアプローチを採用

✅トリートメントを頭皮に揉み込むことで、有効成分をさらに重ねてケアできる

繰り返すマラセチア菌トラブルにお悩みの方は、ぜひReBALANシリーズで「環境を整えるケア」を試してみてください。

橋本 裕貴

マラセチア菌は「いなくすること」が目的ではなく、「増えすぎない状態を保つこと」が大切です。強い殺菌成分で一時的に抑えても、頭皮環境が整っていなければすぐに再発してしまいます。サリチル酸で皮脂・角質をコントロールしながら、グリチルリチン酸2Kで炎症を鎮める——このアプローチこそが、慢性的な頭皮トラブルの根本改善につながると考えています。

この記事の監修者
橋本 裕貴の写真
コスメアナリスト
橋本 裕貴
ライターとして、ヘアケア・スキンケアに関する記事を多数執筆。長年、脂漏性皮膚炎に悩まされ、数えきれないほどの商品を試すも納得のいくものに出会えず、食事や生活習慣の見直しとともに医薬部外品をはじめとする成分研究を始める。その知識と経験を活かし、各メーカーの商品開発の助言・提案にも携わる。「正しい知識と適した商品で、QOL(生活の質)向上に貢献したい」という思いから、わかりやすい言葉での情報発信を心がけている。