「もしかして、これって脂漏性皮膚炎…?」
頭皮のフケやかゆみ、赤みが続いていると、そんな不安がよぎることはありませんか?
脂漏性皮膚炎は、フケ・かゆみ・赤みなどが特徴の頭皮トラブルですが、見た目や自覚症状だけで判断するのは意外と難しく、単なる乾燥や他の皮膚トラブルと混同されてしまうことも少なくありません。
この記事では、頭皮の脂漏性皮膚炎セルフチェックとして、よく見られる症状をもとにしたチェックリストをご用意しました。
ただし、これはあくまで症状の傾向を確認するためのものであり、医師による診断に代わるものではない点にご注意ください。
チェックの結果、症状が軽い場合と、強い・繰り返している場合とでは、次にとるべき対処法が異なります。この記事では、それぞれのケースに応じた対処法に加えて、おすすめの薬用シャンプーもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
脂漏性皮膚炎とは?頭皮に起こる主な症状
脂漏性皮膚炎は、頭皮や生え際など皮脂の分泌が多い部位に、フケ・かゆみ・赤みといった症状が現れる皮膚の炎症です。
原因はマラセチア菌の増殖と皮脂バランスの乱れ
脂漏性皮膚炎の大きな要因とされているのが、誰の頭皮にも存在するカビの一種「マラセチア菌」の増殖です。マラセチア菌は普段はおとなしい常在菌ですが、皮脂の分泌が過剰になるとそれを栄養にして増殖します。そして皮脂を分解する過程で刺激性の物質を作り出し、これが頭皮に炎症やかゆみを引き起こすと考えられています。
つまり脂漏性皮膚炎の背景には、「過剰な皮脂」と「マラセチア菌の増殖」という2つの要因が深く関わっているのです。季節の変わり目や、ストレス・睡眠不足で皮脂バランスが乱れたタイミングで症状が出やすくなるのも、この仕組みによるものです。
一般的な頭皮の乾燥・かゆみとの違い
「フケが出る」「頭皮がかゆい」という症状は、単純な乾燥でも起こります。セルフチェックをする上でまず押さえておきたいのが、この2つの違いです。
単純な乾燥によるフケは、白く細かくパサついた粉状で、頭皮自体もつっぱるような乾いた感触になりやすいのが特徴です。一方、脂漏性皮膚炎のフケは、黄色みを帯びてベタつき、頭皮や髪にこびりつくように付着しやすい傾向があります。
また、乾燥によるかゆみは季節や洗いすぎなど外的要因で一時的に起こることが多いのに対し、脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多い部位(頭皮の生え際やT字ゾーンなど)に繰り返し起こりやすく、慢性化しやすい点も特徴です。
【セルフチェック】頭皮の脂漏性皮膚炎チェックリスト
以下は、脂漏性皮膚炎によく見られる症状をもとにしたチェックリストです。あくまで症状の傾向を確認するためのものであり、医師による診断の代わりになるものではありません。当てはまる項目がいくつあるか、確認しながら読み進めてみてください。
当てはまる項目はいくつありましたか?次の章では、チェックの数や症状の程度から、それぞれどのように対処すればよいかを解説します。
脂漏性皮膚炎セルフチェックからわかること
当てはまった項目の数や内容によって、次にとるべき行動は変わってきます。ここでは大きく2つのパターンに分けて、それぞれの対処の方向性をご紹介します。
当てはまる項目が少ない・症状が軽い場合
当てはまった項目が1〜2個程度で、かゆみやフケも軽く、赤みやただれがないという方は、まだ軽度な段階である可能性があります。この場合は、まず生活習慣や毎日のシャンプー選びを見直すことから始めてみましょう。
当てはまる項目が多い・症状が強い/繰り返す場合
当てはまった項目が多い、赤みやただれを伴う、かゆみが強い、セルフケアを続けても良くならない・繰り返している——このような場合は、セルフケアだけで様子を見るのではなく、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
症状が強い・繰り返す場合は、まず皮膚科へ相談を
赤みやただれを伴う、かゆみが強い、セルフケアを続けても改善しない・繰り返している——こうした場合に自己判断でのケアを続けるより皮膚科への相談をおすすめするのには、明確な理由があります。
見た目が似ている別の皮膚疾患の可能性がある
脂漏性皮膚炎は、乾癬(かんせん)やアトピー性皮膚炎、シャンプーやヘアカラーによる接触皮膚炎など、見た目のよく似た別の皮膚疾患と自己判断では区別がつきにくいことがあります。
これらは原因も適切な対処法もまったく異なるため、実際には脂漏性皮膚炎ではないケースに、脂漏性皮膚炎向けのセルフケアを続けてしまうと、症状の改善につながらないばかりか、対応が遅れてしまう可能性もあります。
正確に診断できるのは医師だけです。特に、これまで経験したことのないような症状の強さや広がりを感じる場合は、自己判断に頼らず、早めに皮膚科を受診しましょう。
効果的な治療は、医師の診断があってこそ
脂漏性皮膚炎の治療には、抗真菌薬やステロイド外用薬など、医師の処方が必要な薬が使われることがあります。これらは自己判断で入手・使用できるものではなく、症状の程度を診た医師が、適切な薬と使い方を判断した上で処方するものです。
市販の薬用シャンプーなどのセルフケアは、あくまで日常的な頭皮環境を整えるためのものであり、炎症が強く出ている状態を改善する力はありません。
症状が強い・繰り返しているという段階では、セルフケアで様子を見るよりも、まず医師の診断のもとで適切な治療を受けることが、結果的に症状の改善への近道になります。
何科を受診すればいい?
脂漏性皮膚炎が疑われる場合は、皮膚科を受診しましょう。頭皮の症状だからと様子を見てしまいがちですが、皮膚科は頭皮のトラブルも診療範囲に含まれます。
症状の経過(いつから、どんな変化があったか)をメモしておくと、診察がスムーズになります。
軽度な場合に見直したい生活習慣とセルフケア
症状がまだ軽い段階であれば、まずは日々の生活習慣と頭皮ケアを見直すことから始めましょう。ここでは、意識したい3つのポイントをご紹介します。
生活習慣の見直し(食事・睡眠・ストレス)
脂漏性皮膚炎の背景には、皮脂バランスの乱れがあります。皮脂の分泌は、食事や睡眠、ストレスといった生活習慣の影響を受けやすいことが知られています。
①脂質や糖質に偏った食事を控え、ビタミンB群を意識したバランスの良い食事を心がける
②睡眠不足をためこまず、規則正しい生活リズムを意識する
③ストレスを溜め込みすぎないよう、自分なりの発散方法を持っておく
特別なことをする必要はありませんが、こうした積み重ねが、皮脂バランスを整える土台になります。
洗浄力・洗い方の見直し
「フケやベタつきが気になるから」と洗浄力の強いシャンプーで何度も洗ったり、爪を立てて強くこすったりするのは逆効果になることがあります。必要な皮脂まで奪ってしまうと、頭皮がそれを補おうとしてかえって皮脂の分泌が増え、悪循環につながる場合があるためです。
①洗浄力の強すぎるシャンプーは避け、適度な洗浄力のものを選ぶ
②指の腹でやさしくマッサージするように洗う
③洗髪は1日1回を目安にする
④シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しに注意する
⑤洗髪後は自然乾燥せず、ドライヤーで頭皮までしっかり乾かす
市販の薬用シャンプーという選択肢
生活習慣とあわせて見直したいのが、毎日使うシャンプーそのものです。軽度な段階のセルフケアとしては、フケ・かゆみを防ぐ有効成分が配合された「薬用(医薬部外品)」のシャンプーを選ぶのも一つの方法です。
選ぶ際は、次の3点を意識してみてください。
①頭皮の炎症やかゆみを防ぐ有効成分が配合されているか
②洗浄力が強すぎず、必要なうるおいは残せるか
③洗浄後の乾燥を防ぐ、保湿・整肌成分もあわせて配合されているか
とはいえ、この条件を全部満たすシャンプーを自分で探すのは大変なもの。そこで次の章では、これらのポイントを踏まえた薬用スカルプシャンプーをご紹介します。
脂漏性頭皮におすすめの薬用シャンプーをご紹介
前章でご紹介した「有効成分・適度な洗浄力・保湿成分」という3つの選び方を踏まえて開発されたのが、薬用スカルプシャンプー「ReBALAN(リバラン)」です。
フケ・かゆみ・脂漏性・頭皮臭に対する効果・効能が認められた医薬部外品でありながら、上質な美容成分を配合した設計で、軽度な脂漏性頭皮の日常ケアに取り入れやすい処方になっています。
ReBALAN薬用スカルプシャンプーの3つの有効成分
ReBALANには、厚生労働省が効果を認めた3つの有効成分が配合されており、繰り返しやすい頭皮トラブルに多角的にアプローチします。
・グリチルリチン酸2K
甘草(カンゾウ)由来の抗炎症成分。敏感な頭皮にもやさしく、フケやかゆみを防いで頭皮環境を健やかに保ちます。
・サリチル酸
毛穴の奥に浸透して、マラセチア菌のエサとなる余分な皮脂を取り除きます。汗や皮脂が混ざって発生する不快な頭皮臭も防ぎます。
・酢酸トコフェロール
ビタミンEの一種。頭皮の血行を促進し、乾燥によるフケ・かゆみを防ぎながら、紫外線などの酸化ストレスから髪と頭皮を守ります。
この中でも、脂漏性頭皮のセルフケアにおいて注目したいのがサリチル酸です。マラセチア菌は、頭皮の皮脂を栄養にして増殖する性質があります。
サリチル酸によって菌のエサとなる余分な皮脂を取り除いておくことは、マラセチア菌が増殖しにくい頭皮環境を保つことにつながり、繰り返しやすい頭皮トラブルに備える上でも意味のあるケアだと考えられています。
軽度な脂漏性皮膚炎であれば、フケ・かゆみを防ぐ市販の医薬品によるケアと並行して、ReBALANのように皮脂環境を整えるシャンプーを日々のケアに取り入れるという考え方もあります。
ここで一つ意識しておきたいのが、抗真菌成分配合のシャンプーを毎日の日常ケアとして使い続ける場合の観点です。マラセチア菌は、もともと誰の頭皮にも存在する常在菌です。治療としてではなく毎日使うシャンプーとして殺菌力の強すぎるケアを続けすぎると、必要な常在菌バランスまで崩してしまい、かえって頭皮環境に良くない影響を与える可能性も指摘されています。
ReBALANのサリチル酸は、菌を直接殺菌するのではなく、菌のエサとなる皮脂を穏やかに取り除くアプローチです。だからこそ、毎日続ける日常ケアとして無理なく取り入れやすい設計になっています。
シャンプー全体の98%を美容成分が占める処方も特徴です(薬用×美容成分配合率)。
洗浄成分は頭皮にやさしい弱酸性・アミノ酸系で、ノンシリコンながら泡立ちが良く、薬用シャンプーにありがちなキシキシ感を抑えたなめらかな洗い上がりを実現しています。
合成着色料・紫外線吸収剤・シリコン・パラベン・鉱物油の5つのフリー処方で、敏感な頭皮の方にも配慮されています。香りは、フレッシュな柑橘とやさしいムスクが調和する、優雅なマンダリンシトラス。「薬用シャンプー特有の薬っぽい香りが苦手」という方でも心地よく使えます。
頭皮にもみこんで使えるReBALAN薬用トリートメントもおすすめ
シャンプーとあわせて使いたいのが、同シリーズの薬用トリートメントです。
一般的なトリートメントは「頭皮を避けて毛先に使う」ものがほとんどですが、ReBALANのトリートメントは有効成分(グリチルリチン酸2K・サリチル酸)を配合しており、髪だけでなく頭皮までなじませて使えるのが大きな特徴です。
マッサージするようにもみこむことで、シャンプーで整えた頭皮にうるおいを与え、ヘッドスパのような心地よさも味わえます。
シャンプーの「整える」とトリートメントの「うるおす」を組み合わせることで、脂漏性頭皮に大切な水分と油分のバランスケアを、毎日のバスタイムで完結できます。
まとめ
脂漏性皮膚炎は、フケの色や質感、赤みの有無、症状の慢性度などから、ある程度傾向をセルフチェックすることができます。ただし、これはあくまで症状の傾向を確認するものであり、医師による診断に代わるものではありません。
当てはまる項目が少なく、症状も軽いという方は、まず生活習慣や毎日のシャンプー選びを見直すことから始めてみましょう。
一方、赤みやただれを伴う、かゆみが強い、セルフケアを続けても改善しない・繰り返しているという方は、自己判断でケアを続けず、早めに皮膚科へ相談することが大切です。
軽度な段階のセルフケアとして、ReBALAN(リバラン)のような、皮脂環境を整える薬用スカルプシャンプーを日々のケアに取り入れるのも一つの方法です。ご自身の症状に合った対処法で、脂漏性皮膚炎に振り回されない頭皮環境を目指しましょう。