仕事に、家事に、人間関係に。毎日がんばっているのに、頭皮のかゆみだけがなかなか治まらない。
シャンプーを変えても、保湿を意識しても良くならないなら、その原因はストレスにあるのかもしれません。
この記事では、女性がストレスで頭皮がかゆくなる理由を整理したうえで、今日から見直せる生活習慣とシャンプーの選び方、 おすすめの薬用シャンプー もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
女性がストレスで頭皮がかゆくなる理由
ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れます。自律神経は血流や汗、皮脂の分泌をコントロールしているため、乱れが続くと血行が悪くなったり、皮脂のバランスが崩れたりします。
さらに、ストレスで眠りが浅くなると、頭皮の生まれ変わり(ターンオーバー)や回復も追いつかなくなります。
こうして頭皮のバリア機能が低下すると、ふだんは何でもない刺激にも反応し、かゆみとして表れやすくなるのです。
女性がこのストレスを感じやすい場面は、ライフステージによっても、日々の生活によっても変わります。代表的な4つを見ていきましょう。
① 生理周期や更年期によるホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの分泌量は、生理周期の中でも変動しています。排卵を過ぎたころからエストロゲンの分泌は少しずつ減っていき、皮脂のバランスが崩れたり、乾燥を感じやすくなったりします。月経前に頭皮の調子を崩しやすいと感じる方もいるでしょう。
さらに大きな変化が訪れるのが、40代後半からの更年期です。 エストロゲンの分泌が減ることで頭皮の水分を保つバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でもかゆみを感じやすくなります。
ホルモンの波は、ストレスの影響も受けやすいもの。自律神経とホルモンバランスの乱れは、互いに影響し合いながら頭皮の状態を左右しています。
② 妊娠・出産・育児によるストレス
妊娠中に大きく増えていたエストロゲンとプロゲステロンは、出産をきっかけに一気に減少します。この急激な変化は、抜け毛(産後脱毛症)だけでなく、頭皮の乾燥やかゆみにもつながることがあります。
加えて、産後は慣れない育児で生活リズムが崩れ、睡眠不足が続きやすい時期でもあります。 ホルモンの変化と育児による疲れが重なるこの時期は、頭皮の状態がとくに揺らぎやすいタイミングです。
育児のストレスは、出産直後に限った話ではありません。夜泣きへの対応や自分の時間が取れない日々が、数ヶ月、時には数年続くこともあります。
③ 人間関係の気遣いによる心理的ストレス
職場でも家庭でも、その場の空気を保つために自分の感情を調整する場面があります。相手の顔色をうかがったり、角が立たないように言葉を選んだりする気遣いは、目に見えないぶん、疲れとして自覚しにくいものです。
こうした心理的な負担は「感情労働」と呼ばれ、慢性的なストレス要因になることが指摘されています。
働く女性を対象にした調査でも、ストレスの感じ方には男女で違いがあり、女性は「思うようにコントロールできないこと」や周囲との関係を負担に感じやすい傾向が報告されています。
気を張る時間が長いほど、自律神経はゆるむタイミングを失います。頭皮のかゆみも、こうした積み重ねの中で出てくることがあります。
④ 仕事と家庭の両立による慢性的な疲れ
共働きが珍しくなくなった今も、家事や育児にかける時間には男女差があります。総務省の調査では、働く女性の家事・育児時間が1日あたり3時間近くにのぼるのに対し、働く男性は30分程度にとどまるというデータもあります。
「仕事も、家のことも」を毎日続けていると、心身を休める時間がとりにくくなります。
休息が足りない状態が続けば、自律神経の緊張もほぐれにくくなります。忙しさの中で後回しにされがちな頭皮のケアが、かゆみというサインになって表れているのかもしれません。
・忙しい時期や疲れているときに、かゆみが強くなる
・頭皮以外にも、肌荒れや胃の不調など体調の変化がある
・夜、ホッとひと息ついた頃にかゆみを感じやすい
・生理前や体調の変わり目にかゆみが出やすい
・十分に眠れていない、休めていないと感じる
あくまで簡単な目安です。当てはまる項目が多いときは、頭皮だけでなく、心と体を休めることも意識してみてください。
かゆみを悪化させない生活習慣
ストレスによる頭皮のかゆみは、日々の生活習慣を整えることでも防ぎやすくなります。とくに関わりが深いのが「睡眠」「運動・入浴」「食事」の3つです。
睡眠:頭皮の回復は寝ている間に進む
頭皮の細胞は、眠っている間に修復されています。とくに重要なのが、眠り始めから最初に訪れる深いノンレム睡眠です。
この最初の深い眠りのタイミングで成長ホルモンの分泌がピークを迎え、頭皮細胞の修復とターンオーバーが集中的に進みます。
「22時〜2時のゴールデンタイムに寝るべき」という説を耳にしたことがあるかもしれませんが、近年は、何時に寝るかよりも、寝つきはじめの睡眠をどれだけ深くとれるかが重要という見方が広がっています。就寝前のスマートフォン操作や飲酒は、この最初の深い眠りを妨げる原因になります。
睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が減り、頭皮のバリア機能やターンオーバーが乱れやすくなります。忙しい日が続いても、まずは眠りの質を優先してみてください。
運動と湯船:血行とストレスを同時にほぐす
適度な運動は、頭皮への血流を増やし、酸素や栄養を届きやすくします。ウォーキングやジョギングなど、軽く息が弾む程度の有酸素運動を、1回30分以上・週2回以上行うのが目安です。
有酸素運動には、セロトニンの分泌を促してストレスを和らげる働きもあります。血行とストレス、両方に同時にアプローチできるのが運動の強みです。
入浴も、同じように自律神経に働きかけます。ポイントはお湯の温度です。
38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かると、リラックスを司る副交感神経が優位になります。逆に42℃を超える熱いお湯は、交感神経を刺激し、体を興奮させてしまいます。
シャワーだけで済ませず湯船に浸かる習慣は、血行促進とストレスケアを同時に叶える、手軽な方法です。
食事:タンパク質とビタミンB群を意識する
髪の毛は、その約85%がケラチンというタンパク質でできています。頭皮や髪をつくる材料そのものが不足しないよう、日々の食事でしっかり補うことが土台になります。
あわせて意識したいのが、ビタミンB2とビタミンB6です。皮脂の分泌をコントロールし、皮膚のターンオーバーを助ける働きがあるとされています。
・タンパク質
肉・魚・卵・大豆製品など
・ビタミンB2
納豆・卵・レバー・アーモンドなど
・ビタミンB6
バナナ・カツオ・レバー・玄米など
お酒を飲む機会が多い方は、少し注意が必要です。アルコールの分解には、ビタミンB群が多く消費されます。晩酌のお供には、枝豆や豆腐など、ビタミンB群を含むおつまみを選ぶとよいでしょう。
睡眠、運動・入浴、食事。どれも特別なことではありませんが、積み重なることで頭皮の状態は変わっていきます。無理のない範囲で、ひとつずつ取り入れてみてください。
かゆみを防ぐ薬用シャンプーの選び方と洗い方
生活習慣に加えて、日々使うシャンプーそのものを見直すことも、頭皮のかゆみ対策のひとつです。
ポイントは「有効成分」と「洗い方」の両方にあります。
「薬用(医薬部外品)」の有効成分でかゆみを防ぐ
かゆみ対策を目的にするなら、まず見るべきはパッケージの「医薬部外品」表示です。
薬用シャンプーには、フケ・かゆみを防ぐ目的で、抗炎症成分などの有効成分が配合されています。
代表的な成分のひとつが、グリチルリチン酸2Kです。
抗炎症成分は、菌の増殖によって起きた炎症やかゆみそのものを鎮めます。
洗浄力はマイルドなアミノ酸系を選ぶ
有効成分と同じくらい大切なのが、洗浄成分(界面活性剤)の種類です。シャンプーの洗浄成分は、大きく3つに分かれます。
・高級アルコール系
洗浄力が強く泡立ちも良いが、必要な皮脂まで奪いやすい
・石鹸系
洗浄力は高いがアルカリ性で、頭皮への刺激を感じやすい
・アミノ酸系
頭皮と同じ弱酸性で、必要なうるおいを残しながら洗える
ストレスや乾燥でバリア機能が揺らいでいる頭皮には、洗浄力の強さよりも、皮脂を守りながら洗えるやさしさが向いています。
皮脂を落としすぎると、頭皮は「足りない」と判断して、かえって皮脂を過剰に分泌することがあります。洗うたびに乾燥とベタつきを繰り返している方は、洗浄成分を見直すだけで改善することも少なくありません。
パッケージの成分表示に、ココイルグルタミン酸NaやラウロイルメチルアラニンNaといった記載があれば、アミノ酸系の目印です。
洗い方のNGを直す(熱いお湯・ゴシゴシ・すすぎ残し)
どんなに良いシャンプーを選んでも、洗い方が間違っていると効果は半減してしまいます。とくに直したいNGが3つあります。
・熱すぎるお湯(42℃以上)で洗う
・爪を立てて、ゴシゴシ強くこする
・すすぎが不十分で、洗浄成分が頭皮に残る
お湯の温度は、37〜38℃程度のぬるめが適温です。熱すぎるお湯は洗浄力を上げるどころか、頭皮を守る皮脂まで奪ってしまいます。
洗うときは、爪ではなく指の腹を使いましょう。ゴシゴシこすらなくても、シャンプーをよく泡立ててから頭皮全体になじませれば、汚れは十分に落ちます。
意外と見落とされがちなのが、すすぎの時間です。シャンプーの洗浄成分が頭皮に残ると、それ自体が刺激となり、かゆみの原因になります。洗う時間の2〜3倍を目安に、耳の後ろや生え際、襟足まで丁寧に洗い流してください。
シャンプー前に、お湯だけで1分ほど予洗いをしておくのもおすすめです。これだけで汚れの多くが落ち、シャンプーの泡立ちも良くなります。
ストレスによる頭皮のかゆみ対策に「ReBALAN薬用スカルプシャンプー」
ここまでの内容を踏まえて、ご紹介したいのが薬用スカルプシャンプー「ReBALAN(リバラン)」です。
「フケ・かゆみを防ぐ」効能が認められた医薬部外品でありながら、髪や頭皮へのやさしさにもこだわった設計になっています。
有効成分でフケ・かゆみを防ぐ
まず注目したいのが、3つの有効成分です。
・グリチルリチン酸2K
甘草由来の抗炎症成分。頭皮の炎症を鎮め、フケ・かゆみを防ぎます
・サリチル酸
角質をやわらげ、フケの原因になる古い角質の蓄積を防ぎます
・酢酸トコフェロール
ビタミンEの一種。血行を促し、頭皮環境を整えます
炎症を鎮める成分と、古い角質の蓄積を防ぐ成分。 かゆみとフケ、それぞれの原因に別の角度からアプローチできるのが、この組み合わせの特徴です。
血行を促す酢酸トコフェロールも加わることで、頭皮全体の環境を整えながら洗える設計になっています。
うるおいを守りながら洗えるやさしい洗浄設計
前の章でお伝えした「アミノ酸系」の洗浄成分、覚えているでしょうか。
リバランの洗浄成分は、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaやラウロイルメチル-β-アラニンNaといった、アミノ酸系洗浄成分を中心に設計されています。
泡立ちを助けるヤシ油由来のベタイン系成分を組み合わせることで、必要なうるおいを守りながら、汚れはしっかり洗い流せる処方になっています。
洗うたびに乾燥やつっぱりを感じていた方こそ、試してみる価値があります。
薬用なのにヘアケアも叶う女性に嬉しい設計
医薬部外品と聞くと、洗浄力重視で髪への効果は期待できないイメージがあるかもしれません。
リバランには、カシミヤケラチンやユズ由来のセラミドなど、髪や頭皮のうるおいを支える保湿・コンディショニング成分も豊富に配合されています。
ゴボウエキスやアシタバエキス、黒砂糖エキスといった植物由来の成分も加わり、洗い上がりのきしみが気になる方にも使いやすい処方です。
かゆみを防ぐケアと、髪をすこやかに保つケア。どちらも諦めたくない方のために設計されたシャンプーです。
マンダリンシトラスの香りでバスタイムがリフレッシュに
リバランは、お風呂上がりのような清涼感のあるマンダリンシトラスの香り。
忙しい一日の終わり、湯船に浸かりながらのシャンプータイムを、気持ちを切り替えるひとときにしてくれます。
ラベンダーやローズマリーなど、香りとしても親しまれているハーブ由来の成分も配合。香りも使い心地も、毎日続けたくなるように設計されています。
頭皮に揉み込むトリートメントもおすすめ
シャンプーとあわせて取り入れたいのが、同じシリーズの薬用トリートメントです。
トリートメントにも、シャンプーと同じグリチルリチン酸2Kとサリチル酸を配合。髪だけでなく、頭皮に揉み込むケアとしても使えます。
通常のトリートメントは毛先を中心になじませますが、リバランは頭皮への使用も想定した処方です。シャンプーで防いだかゆみを、トリートメントでもう一段階サポートするイメージです。
シア脂やオリーブ油、ホホバ油、水解ケラチンといった、髪の補修や保湿に役立つ成分も贅沢に配合。頭皮ケアと本格的なヘアケアを、1本で両立できます。
シャンプー後、髪の中間から毛先になじませたら、頭皮にも軽く揉み込むようにマッサージしてみてください。
よくある質問
Q.シャンプーを変えてどのくらいで変化を感じる?
A.頭皮のターンオーバーは、約4〜6週間かけて行われます。効果を判断するのは、最低でも1ヶ月ほど使ってからが目安です。数日で結果を求めず、まずは続けてみてください。
Q.かゆくても毎日洗っていい?
A.はい、1日1回の洗髪が基本です。汗や皮脂の汚れをそのままにすると、かえってかゆみが悪化しやすくなります。ただし、1日に何度も洗うのは逆効果。洗いすぎは乾燥を招き、かゆみを悪化させることがあります。
Q.市販のかゆみ止めと併用してもいい?
A.基本的には併用できます。シャンプーは洗い流す日常ケア、かゆみ止めは患部にとどめて使う治療という役割の違いがあります。入浴後、清潔な頭皮にかゆみ止めを使うのが基本の順番です。迷う場合は薬剤師に相談すると安心です。
まとめ|こんな症状は皮膚科へ
セルフケアで様子を見てよいかどうか、目安は次の通りです。
・2週間以上、かゆみやフケが続く
・セルフケアを続けても改善しない
・赤みや湿疹、ジュクジュクした患部がある
・黄色っぽいベタついたフケが出る
・かゆみとともに抜け毛が急に増えた
かゆみ以外に、眠れないほどの不調や気分の落ち込みが続く場合は、婦人科や心療内科への相談も選択肢のひとつです。
・女性のストレスは、ホルモンや自律神経を介して頭皮のかゆみにつながりやすい
・生理周期・妊娠育児・人間関係・仕事と家庭の両立がおもなストレス源
・睡眠、運動と入浴、食事を整えることも、かゆみ対策の土台になる
・日常のかゆみ予防には、医薬部外品の薬用シャンプーを
・強い症状や長引く症状は、自己判断せず皮膚科へ
ストレスによる頭皮のかゆみは、頭皮だけを見ていても解決しないことがあります。生活習慣を整えながら、日々のシャンプーを「ReBALAN(リバラン)」のような薬用処方に変えることも、続けやすい対策のひとつです。

