脂漏性皮膚炎にシャンプーを「しない」という選択肢について医学的な観点から解説

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コスメアナリスト
橋本 裕貴
ライターとして、ヘアケア・スキンケアに関する記事を多数執筆。長年、脂漏性皮膚炎に悩まされ、数えきれないほどの商品を試すも納得のいくものに出会えず、食事や生活習慣の見直しとともに医薬部外品をはじめとする成分研究を始める。その知識と経験を活かし、各メーカーの商品開発の助言・提案にも携わる。「正しい知識と適した商品で、QOL(生活の質)向上に貢献したい」という思いから、わかりやすい言葉での情報発信を心がけている。

この記事では、脂漏性皮膚炎でシャンプーを「しない」という選択肢がなぜ出てくるのか、どんなリスクがあるのか、 そして現実的に取り入れるなら何に注意すべきかを分かりやすくまとめます。

脂漏性皮膚炎とは?「洗わない方がいい」と感じる理由

脂漏性皮膚炎の原因イメージ

脂漏性皮膚炎は、皮脂の多い部位(頭皮・眉間・小鼻まわりなど)に起きやすい慢性的な炎症です。

頭皮では、ベタつくフケ、赤み、かゆみ、ヒリつき、湿ったかさぶたのような症状が出ることがあります。

「洗うとしみる」「洗った直後は落ち着くのに、数時間後にかゆい」「乾燥して粉っぽいフケが増える」などの体験から、 “シャンプーが刺激になっているのでは?”と感じて「洗わない」という選択肢を取る方もいます。

実際、脂漏性皮膚炎は刺激・乾燥・摩擦で症状が揺れやすいことがあり、強い洗浄やゴシゴシ洗いは悪化要因になり得ます。

ただし一方で、皮脂や汚れがたまる環境が続くと、炎症が長引きやすくなる側面もあります。

つまり「洗いすぎはNG」でも、「洗わない」が良いとは限らないのが実情です。

脂漏性皮膚炎で“シャンプーしない”のはアリ?

脂漏性皮膚炎のメカニズム

結論から言うと、「一時的に刺激を避ける」という意味で“洗う回数や方法を見直す”ことは有効になり得ます。

しかし、完全にシャンプーをやめるにはデメリットもはっきりあります。

脂漏性皮膚炎は、皮脂が多い環境で増えやすい常在菌(マラセチア)との関与が指摘されており、 皮脂・汗・整髪料の残留が続くほど、炎症の土台が残りやすくなります。

「洗わない」で一時的にしみる感じが減ったとしても、頭皮に付着した皮脂や汚れが蓄積すると、 かゆみ・ベタフケ・ニオイ・炎症のぶり返しにつながるケースがあります。

重要なのは、“洗う/洗わない”の二択ではなく、刺激を最小化しつつ、必要な汚れは落とすというバランスを取ることです。

脂漏性皮膚炎の人がやりがちなNG習慣

脂漏性皮膚炎で悪化しやすい行動は、単に「洗う回数」だけではありません。

例えば、かゆい部分を爪で掻く・熱いお湯で流す・ゴシゴシ洗い・強い洗浄剤で毎日リセットする、といった刺激は炎症を引っ張りやすいです。

また、整髪料を使う人は「落とし切れていない残り」が刺激になりやすい点も要注意です。 洗浄力を上げれば解決、ではなく、すすぎ不足摩擦を減らす方が改善につながることもあります。

逆に「洗わない」を選ぶ場合でも、汗や皮脂が多い季節・帽子で蒸れる日・整髪料を使った日は、 頭皮環境が一気に崩れやすいので、状態に合わせた調整が必要です。

脂漏性皮膚炎に湯シャンは有効?

湯シャンが「合う人/合わない人」がいる

湯シャンは、洗浄剤による刺激や洗いすぎの乾燥を避けられる点で、症状がしみやすい人には一時的にラクになることがあります。

ただし脂漏性皮膚炎は、皮脂が多い環境で炎症が続きやすい側面もあるため、湯シャンをしても皮脂が残りやすい人は逆に悪化することがあります。

“お湯だけ”では落ちにくいものがある

お湯洗いは汚れをやさしく流せますが、皮脂やスタイリング剤、汗の成分は残りやすい条件があります。

特に整髪料を使う人や、蒸れやすい季節・運動後は、湯シャンだけだと頭皮に残留しやすくなります。

湯シャンを試すなら、ゴシゴシ擦らず、指の腹でやさしく、時間をかけてしっかりすすぐことが大切です。

それでも不快感や症状が増える場合は、湯シャンに固執しない方が安全です。

低刺激のシャンプーを選択肢に入れる

脂漏性皮膚炎の対策は、「洗わない」か「強く洗う」かの二択ではなく、刺激を減らしつつ必要な汚れは落とすバランスが重要です。

湯シャンで安定しない場合は、頻度を増やすのではなく、 洗浄力が強すぎないシャンプーで摩擦を抑えて洗い、しっかりすすぐ方が落ち着きやすいことがあります。

ReBALANシャンプーは「刺激を抑えて整える」方向に寄せたい人に

低刺激なスカルプケアのイメージ

脂漏性皮膚炎で「洗うとしみる」「洗いすぎると乾燥する」と感じる人ほど、 洗浄力だけで押し切らない設計のシャンプーを検討する必要があります。

ReBALAN(リバラン)シャンプーは、頭皮をケアする設計に寄せているため、 強い洗浄でリセットするタイプが合わなかった人にもおすすめできるシャンプーです。

“洗わない”で刺激を避ける発想も理解できますが、 日常では汗・皮脂・整髪料などの負担をゼロにするのは難しいもの。

だからこそ、毎日使うものを「荒れにくい方向へ整える処方」に変えるだけで、コンディションが落ち着くことがあります。

仕上げに「頭皮用トリートメント」がおすすめ

シャンプーだけだと乾燥やかゆみが残りやすい人は、洗髪後に“頭皮を整えるケア”を足すのも選択肢です。

ReBALAN美容液トリートメントは、 有効成分(グリチルリチン酸2K・サリチル酸)を配合し、フケ・かゆみを防ぎながら頭皮環境を整える設計。

頭皮用トリートメントは、頭皮に揉み込むように使用することをおすすめします。そうすることで、髪だけでなく頭皮の環境も整います。

脂漏性皮膚炎は「洗う/洗わない」ではなく“バランス”が鍵

脂漏性皮膚炎のまとめ

脂漏性皮膚炎で「シャンプーしない」という選択肢が出るのは、洗いすぎや刺激が悪化要因になることがあるからです。

ただし、皮脂や汚れが蓄積しやすい頭皮では、完全ノーシャンプーが長期的に安定するとは限りません。

大事な頭皮を守るには、「洗浄で押し切る」でも「一切洗わない」でもなく、 刺激を減らしつつ、必要な汚れは落とすというバランスが大事です。

症状が強い場合は皮膚科相談が大切ですが、日々の対策としては使っているシャンプーを変えてみるのが最も始めやすいのではないでしょうか。

シャンプーの頻度や洗い方を見直して、荒れにくい頭皮へ整えていきましょう。

頭皮がゆらぎやすい人は、ReBALAN(リバラン)シャンプーのように、医薬部外品の頭皮ケアを重視して作られたシャンプーを検討してみてください。