【美髪効果】ギシギシしない市販のオススメ
脂漏性皮膚炎シャンプー

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コスメアナリスト
橋本 裕貴
ライターとして、ヘアケア・スキンケアに関する記事を多数執筆。長年、脂漏性皮膚炎に悩まされ、数えきれないほどのヘアケア商品を試すも納得のいくものに出会えず、食事や生活習慣の見直しとともに医薬部外品をはじめとする成分研究を始める。その知識と経験を活かし、各メーカーの商品開発の助言・提案にも携わる。「正しい知識と適した商品で、QOL(生活の質)向上に貢献したい」という思いから、わかりやすい言葉での情報発信を心がけている。

頭皮ケアだけじゃない、“美髪”もあきらめない選択を

脂漏性皮膚炎やフケ・かゆみに悩んでいると、どうしても「頭皮ケア重視」のシャンプーばかりに目が向きがち。
でも、「髪のきしみ」「パサつき」「ゴワつき」など、美髪を諦めたくない人にとっては、治療だけじゃ満足できないのが本音ですよね。
そこで今回は、頭皮を整えながら美髪も叶えるシャンプー選びのポイントを専門家の視点も交えてご紹介します。

頭皮トラブル用シャンプーは「髪がギシギシする」って本当?

フケやかゆみ、脂漏性皮膚炎用のシャンプーには、抗菌成分や高い洗浄力を備えているものも多く、それが髪のギシつきやパサつきの原因になることがあります。
とくに市販の「薬用シャンプー」の中には、洗浄成分の強いラウレス硫酸Naなどを使用した美髪効果や保湿効果が二の次になっている商品も多いのが実情です。

橋本のコメント:
「脂漏性皮膚炎は頭皮の炎症がメインですが、使用するシャンプーが髪を乾燥させたりキューティクルを傷つけると、美観的な悩みにつながることがあります。薬用でも“髪へのやさしさ”に配慮したものを選ぶべきです。」

きしまないシャンプーで“美髪ケア”も叶えるための3つの条件

  • ✅ マイルドなアミノ酸系洗浄成分で、頭皮と髪をやさしく洗う
  • ✅ 有効成分で炎症を抑える(例:グリチルリチン酸ジカリウムなど)
  • ✅ 髪にも嬉しい保湿・補修成分(例:酢酸トコフェロール、植物性オイル、ケラチンなど)

橋本のコメント:
「洗浄力が強すぎるシャンプーは、脂漏性皮膚炎を悪化させるだけでなく、髪のダメージや枝毛を招くこともあります。頭皮のpHバランスと髪の保湿に配慮した製品は、美髪と健康な頭皮を両立できる良い選択肢です。」

頭皮を洗っている画像

脂漏性対策+美髪効果シャンプーが選ばれる理由

  • ✅ 有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム・サリチル酸配合で、頭皮の炎症・赤み・かゆみを鎮める
  • ✅ 有効成分:酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)配合で、頭皮と髪の乾燥を防ぐ
  • ✅ アミノ酸系洗浄成分で、頭皮をやさしく洗いながら髪をギシギシさせない
  • ✅ カシミヤケラチン配合で、髪にハリ・コシを与え、補修も同時に叶える

橋本のコメント:
ReBALANのように、抗炎症・保湿・補修がバランス良く配合された処方は、脂漏性皮膚炎で頭皮が敏感な方にも適しています。髪の美しさを損なわず、日常的に使い続けやすい点も大きな魅力です。」

髪の健康も諦めない。頭皮も髪も両方整えるケアを

「治す」か「キレイに見せる」か、そんな二者択一の時代はもう終わり。
頭皮環境を整えながら、美髪効果もあきらめない。
脂漏性皮膚炎という悩みを持つ人こそ、自分の髪に“やさしい選択”をしてあげることが、明日の快適さにつながります。