トリートメントって頭皮につけても大丈夫なの?おすすめの頭皮用トリートメントもご紹介

「トリートメントは頭皮につけてはいけない」——お風呂場のボトルにそう書かれているのを見たことはありませんか?

一方で、ここ数年「頭皮に揉み込んで使えるトリートメント」という商品も増えています。

普通のトリートメントはダメだけど、専用のものならいいということでしょうか。それとも、結局どちらでもいいのでしょうか。

この記事では、なぜ一般的なトリートメントは頭皮を避けるよう表示されているのか、そして「頭皮につけるトリートメント」はどのような設計になっているのかを解説します。

あわせて、頭皮に直接揉み込んで使える薬用スカルプトリートメント「ReBALAN(リバラン)」もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

トリートメントは頭皮につけていい?答えは「パッケージの裏」に書いてある

トリートメント

自宅にあるトリートメントのボトル、パッケージの裏側には何と書かれていますか?

おそらくほとんどの製品に、「頭皮・地肌を避けてください」「髪につけてください」といった注意書きが書かれているはずです。

その書き方は製品によって少しずつ異なりますが、基本的なメッセージは一貫しています。つまり、メーカー自身が「このトリートメントは頭皮につけることを想定していない」と明言しているということです。

つまり、「トリートメントは頭皮につけてもいいか」という質問への一番の正解は、じつはシンプルです。

「お手持ちのトリートメントのパッケージに何と書かれているか、それに従う」ということ。製品ごとに設計や成分、使途が異なるからこそ、メーカーはそれぞれのシャンプーで「この使い方を想定している」ということをパッケージに明記しているわけです。

うっかりついてしまう程度なら心配いらない

シャンプー後に、トリートメントをつけるとき、完全に髪だけに塗り分けるのは実際には難しいもの。毛の根元近く、頭皮に接する部分にうっかりついてしまうことは、ほぼ避けられません。

「頭皮を避けてください」という表示は、「ほんの少しついたら即座に危険」という意味ではありません。むしろ、「頭皮を主な使用場所として設計されていない」「頭皮への安全性を確認しないまま長時間つけ続けることは想定していない」という意味です。

洗髪時にうっかりついてしまった程度なら、通常の使い方の範囲内です。心配しすぎる必要はありません。

実は今、「頭皮につけるトリートメント」が増えている

「トリートメントは髪のもの。頭皮にはつけない」——長らく、それがヘアケアの常識でした。

ところが最近、ドラッグストアや通販サイトの棚をよく見ると、「スカルプトリートメント」「頭皮用トリートメント」といった商品が並ぶようになっています。中には、頭皮に直接なじませて使うことをはっきり打ち出したものも。

背景にあるのは、この数年で一気に広がった頭皮ケア(スカルプケア)への関心です。

きっかけの一つが、頭皮を「顔の延長」として捉える考え方。頭皮は顔と一枚の皮膚でつながっていて、顔と同じように乾燥もすれば皮脂も出る、れっきとした「肌」です。スキンケアと同じ発想で頭皮も手入れしようという流れが、美容の世界で定着しつつあります。

もう一つが、「健やかな髪は、健やかな頭皮から」という考え方。髪を作物にたとえるなら、頭皮は畑です。作物の手入れだけを頑張っても、土壌の状態が悪ければ良い実りは望めません。

こうした流れの中で登場したのが、頭皮につけることを前提に設計されたトリートメントです。医薬部外品として、フケ・かゆみを防ぐ有効成分を配合した「薬用スカルプトリートメント」も登場しています。

髪用と頭皮用、そもそも設計思想が違う

では、従来の髪用トリートメントと頭皮用トリートメントは、何が違うのでしょうか。一言でいえば、「どこに使うことを出発点として設計されているか」です。

一般的なトリートメントの主役は、あくまで髪。ダメージの補修、指通り、まとまり、ツヤ——目指すのはすべて髪の仕上がりであり、処方もその目的に向けて組み立てられています。

ここで少し面白いのが、髪と頭皮の関係です。髪を切っても痛くないのは、髪が「すでに役目を終えた細胞」、いわば死んだ細胞でできているから。一方の頭皮は、皮脂を出し、汗をかき、日々生まれ変わりを続ける「生きた肌」です。

同じ頭まわりでも、片方はすでに完成した繊維のような存在、もう片方は今も新陳代謝を続ける肌。求められるケアの中身が、そもそも根本から違うのです。

頭皮用トリートメントは、この「生きた肌」に触れることを最初から想定して作られています。頭皮につけて使うことが設計の前提にあり、医薬部外品であれば、フケ・かゆみを防ぐ有効成分を頭皮に届けられるものもあります。

ただし、頭皮用だからといって、髪のケアをあきらめたものではありません。頭皮につけられる処方をベースにしながら、髪を補修・保湿する成分もあわせて配合し、1本で頭皮と髪の両方をケアできる設計の商品もあります。

頭皮用トリートメントを選ぶときの3つのチェックポイント

ポイント

ここまでで、髪用と頭皮用のトリートメントは設計の出発点からして違う、ということが見えてきました。では実際に頭皮用トリートメントを選ぶとき、どこを確認すればいいのでしょうか。チェックポイントは3つです。

一つ目は、「頭皮につけられる」とメーカーが明記していること。これがすべての大前提です。この記事の冒頭でお伝えしたとおり、答えはパッケージに書いてあります。

「頭皮に揉み込む」「地肌になじませる」といった使い方が公式に案内されていれば、頭皮につけることを前提に設計・確認された商品だという証拠。逆に、何も書かれていない商品や「頭皮は避けて」とある商品を、自己判断で頭皮に使うのは避けましょう。

二つ目は、フケ・かゆみが気になるなら、有効成分を配合した「薬用」タイプを選ぶこと。頭皮につけられるというだけでなく、つけることで頭皮の悩みに働きかけてくれるかどうかも大切です。

頭皮の炎症を抑えるグリチルリチン酸2K、頭皮を清潔に保つサリチル酸など、フケ・かゆみを防ぐ有効成分が配合された医薬部外品なら、毎日のトリートメントがそのまま頭皮ケアになります。

医薬部外品では、承認された有効成分がパッケージの成分表示で「有効成分」として他の成分と区別して記載されているので、見分けるのは難しくありません。

三つ目は、頭皮のうるおいを守る保湿成分が入っていること。頭皮の乾燥は、かゆみやフケの一因になります。頭皮が「生きた肌」である以上、顔に化粧水や乳液でうるおいを与えるのと同じ発想が、頭皮にも必要です。

シア脂やホホバ油のような油分、セラミド類や植物エキスといった保湿成分が入っているかをチェックしましょう。

頭皮に揉み込んで使えるおすすめの頭皮用トリートメントをご紹介

ReBALANシャンプーのイメージ

この記事の冒頭で、「答えはパッケージの裏に書いてある」とお伝えしました。

ここでご紹介する薬用スカルプトリートメント「ReBALAN(リバラン)」の答えは、とても明快です。公式が案内する使い方に、「頭皮に揉み込む」ことがはっきりと書かれています。頭皮につけることを最初から前提として設計された、正真正銘の頭皮用トリートメントだからです。

医薬部外品として、有効成分にはグリチルリチン酸2Kとサリチル酸の2つを配合。甘草(カンゾウ)由来の抗炎症成分であるグリチルリチン酸2Kが頭皮の炎症を抑えてフケ・かゆみを防ぎ、サリチル酸が古い角質をやわらかくして頭皮を清潔に保ちます。

さらに、頭皮が「生きた肌」であることを踏まえて、保湿成分も充実。シア脂・オリブ油・ホホバ油という3つの植物オイルに、ユズセラミド、過酷な環境から細胞を守る成分として知られるエクトイン。

ゴボウやローズマリーをはじめとする9種の植物エキスもあわせて配合し、頭皮にうるおいを与えます。

効果を引き出す使い方——揉み込んだら「3分置く」

ReBALANの力を引き出すうえで欠かせないのが、公式が案内している使い方です。

シャンプーのあと、トリートメントを髪と頭皮になじませ、指の腹でやさしく揉み込みます。そして、すぐに流さず「3分」置くこと。頭皮をパックするように時間を置くことで、有効成分が頭皮全体に行き渡ります。

この3分は、湯船に浸かったり体を洗ったりする時間にあてれば、待ち時間の負担はほとんどありません。バスタイムの流れに自然に組み込めるのも、毎日続けやすいポイントです。

そして最後に大切なのが、すすぎです。時間を置いたあとは、頭皮にすすぎ残しがないよう、ぬるま湯でしっかりと洗い流してください。

どんなに良い成分でも、頭皮に残ったままではかゆみや毛穴詰まりの原因になりかねません。「揉み込む・3分置く・しっかり流す」——この3ステップで覚えておきましょう。

希少なカシミヤケラチンでヘアケアもバッチリ

頭皮用でありながら、髪のケアにも妥協していないのがReBALANのもう一つの顔です。その主役が、カシミヤヤギ由来の水解ケラチン——いわば「カシミヤケラチン」です。

カシミヤといえば、セーターやマフラーでおなじみの高級繊維。

カシミヤヤギ1頭から採れる量がごくわずかであることから、「繊維の宝石」とも呼ばれる素材です。ReBALANには、そのカシミヤヤギの毛に由来する希少なケラチンが配合されています。

ここで、この記事の前半を思い出してください。髪は「すでに役目を終えた細胞」でできている、という話をしました。

生きた細胞ではない髪は、肌のように自分の力で傷を治すことができません。ダメージを受けたら、外から補修成分を届けて補うしかないのです。

ケラチンは、もともと髪そのものを構成しているタンパク質。カシミヤ由来の水解ケラチンが髪のダメージ部分になじんで補修し、しなやかな指通りへと導きます。

イソステアロイル水解コラーゲンなどの保湿・補修成分もあわせて配合されており、頭皮ケアの「ついで」ではない、本格的なヘアケアが叶います。

頭皮に揉み込める設計と、髪への補修力。前の章で「欲を言えば」とお伝えした、1本で頭皮と髪の両方をケアできる条件まで、ReBALANは満たしてくれます。

あわせて使いたい、3つの有効成分を配合した薬用シャンプー

ReBALANシャンプー

トリートメントの力を最大限に活かすなら、同じReBALANシリーズの薬用スカルプシャンプーとのライン使いがおすすめです。

シャンプーの有効成分は、トリートメントと共通のグリチルリチン酸2K・サリチル酸に、頭皮の血行を促進する酢酸トコフェロールを加えた3つ。洗う段階から、フケ・かゆみを防ぐ頭皮ケアが始まります。

洗浄成分には、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液をはじめとするアミノ酸系を採用。汚れはきちんと落としながら、頭皮に必要なうるおいまで奪いにくい、マイルドな洗い上がりです。

ユズセラミドや9種の植物エキスといった保湿成分も、トリートメントと共通で配合されています。

アミノ酸系のシャンプーでやさしく洗い、トリートメントを頭皮に揉み込んで3分置く。髪のケアと頭皮のケアを、毎日のバスタイムの2ステップで両立できる——それが、頭皮用として設計されたReBALANシリーズの強みです。

この記事の監修者
橋本 裕貴の写真
コスメアナリスト
橋本 裕貴
ライターとして、ヘアケア・スキンケアに関する記事を多数執筆。長年、脂漏性皮膚炎に悩まされ、数えきれないほどの商品を試すも納得のいくものに出会えず、食事や生活習慣の見直しとともに医薬部外品をはじめとする成分研究を始める。その知識と経験を活かし、各メーカーの商品開発の助言・提案にも携わる。「正しい知識と適した商品で、QOL(生活の質)向上に貢献したい」という思いから、わかりやすい言葉での情報発信を心がけている。