頭皮トラブルなどで、皮膚科から処方されることがあるのがデルモゾールGローション。炎症をしずめるステロイドに、細菌の増殖を抑える抗生物質を組み合わせた塗り薬で、ステロイドとしての強さは5段階のうち上から3番目のストロングにあたります。
手元の薬がなくなりかけると、ドラッグストアで同じものを買えないかと考える方もいるでしょう。ただ、ステロイドと抗生物質がこの組み合わせで入った市販薬はありません。成分が一部重なる市販薬はあるものの、処方薬の代わりにそのまま使ってよいとは限らないのです。
ここでは、ストロングというランクが頭皮にとってどんな意味をもつのか、抗生物質が入っていることで何が変わるのかを中心に、市販薬との違いや使い方の注意点までまとめました。
本記事では、治療が落ち着いたあとの毎日の頭皮ケアに使える リバランの薬用頭皮ローションも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
デルモゾールGローションとは?
デルモゾールGローションは、岩城製薬が販売している処方薬です。軟膏・クリーム・ローションがあるデルモゾールGシリーズのうち、髪の毛がある頭皮でも地肌に届けやすい液状のタイプにあたります。
ステロイドと抗生物質を組み合わせた乳白色のローション
デルモゾールGローションには、ステロイドのベタメタゾン吉草酸エステルと、抗生物質のゲンタマイシン硫酸塩という2つの有効成分が配合されています。
配合量は1mL中にベタメタゾン吉草酸エステルが1.2mg(0.12%)、ゲンタマイシン硫酸塩が1mg(0.1%)です。ステロイドが炎症をしずめ、抗生物質が細菌の増殖を抑えるという、役割の異なる2つの成分を組み合わせた処方になっています。
見た目は乳白色で、においはほとんどありません。水分の中に油分を細かく分散させた乳剤性の基剤が使われています。
リンデロンVGローションのジェネリック医薬品
デルモゾールGローションの先発品は、リンデロンVGローションです。有効成分の種類も濃度も同じで、処方箋にどちらの名前が書かれていても、薬としての中身は同じと考えてかまいません。
先発品との比較は、炎症を抑える力だけでなく、皮膚の感染に対する効果についても動物試験で行われ、いずれも同等であることが確認されています。抗生物質を含む薬ならではの確認項目といえます。
じゅくじゅくや二次感染をともなう湿疹・皮膚炎に処方される
デルモゾールGローションは、湿疹や皮膚炎ならどれにでも使う薬ではありません。添付文書では、使える場面が次のように限定されています。
湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している次の疾患:湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む)、乾癬、掌蹠膿疱症
出典:デルモゾールGローション 添付文書(岩城製薬)
湿潤はじゅくじゅくした状態、びらんはただれ、結痂はかさぶたのことです。頭皮でいえば、かきこわした部分から汁が出ている、かさぶたができている、細菌が入って悪化しているといったときに処方されます。脂漏性皮膚炎も対象に含まれていますが、こうした状態をともなっている場合に限られます。
デルモゾールGローションの強さは?ステロイド5段階のうちストロング
デルモゾールGローションの強さを決めているのは、配合されているステロイドのベタメタゾン吉草酸エステルです。抗生物質のゲンタマイシンは炎症をしずめる力には関わらないため、ランクはステロイド成分だけで判断します。
5段階のうち上から3番目のストロング
ステロイドの塗り薬のランクは、皮膚の血管を収縮させる力や、実際の治療での効き目などをもとに分けられています。上位のストロンゲストとベリーストロングは作用が強いぶん扱いに注意が必要で、医師の処方でしか使えません。
デルモゾールGローションは、その次にあたるストロングに分類されています。
ストロングは、ドラッグストアで買える市販薬のなかでは最も強いランクです。有効成分のベタメタゾン吉草酸エステルは、このランクを代表する成分のひとつで、医療用でも市販薬でも広く使われています。
デルモゾールGローションの頭皮への効果
デルモゾールGローションの2つの成分は、それぞれ別の相手に作用します。ステロイドは頭皮で起きている炎症そのものに、抗生物質は傷口などで増えた細菌に働きかけ、この2つを同時に抑えるのが特徴です。
ステロイドが頭皮の炎症と赤み・かゆみをしずめる
ベタメタゾン吉草酸エステルは、皮膚の細胞にあるステロイドの受容体と結びつき、炎症を引き起こす物質がつくられるのを抑えます。これにより、頭皮の赤みや腫れ、かゆみがやわらいでいきます。
かきこわした頭皮では、炎症がかゆみを呼び、かくことで傷が深くなるという状態に陥りがちです。ストロングの強さで炎症を早めにしずめることで、かく回数が減り、傷がふさがりやすい状態をつくります。
抗生物質のゲンタマイシンが細菌の増殖を抑える
ゲンタマイシンは、細菌がたんぱく質をつくるしくみを妨げて、菌そのものを死滅させる殺菌的な抗生物質です。
皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌や、化膿レンサ球菌、緑膿菌など、幅広い細菌に作用します。頭皮をかきこわした傷口や、じゅくじゅくした部分は細菌が入り込みやすく、湿疹に細菌の感染が重なると治りにくくなります。こうした二次感染を抑えるのが、ゲンタマイシンの役割です。
ただし、ゲンタマイシンが効きにくい耐性菌も報告されています。耐性菌による感染には使えないため、塗っても膿や汁が引かないときは、菌の種類を確かめる必要があります。
カビが原因のトラブルには効かない
ゲンタマイシンが働くのは細菌に対してだけで、カビ(真菌)やウイルスには効果がありません。それどころか、ステロイドには免疫の働きを抑える作用もあるため、カビやウイルスが原因の皮膚感染症に塗るとかえって悪化するおそれがあり、添付文書で使用が禁じられています。
頭皮で注意したいのが、白癬菌というカビが頭皮に感染する頭部白癬(しらくも)です。フケや赤み、抜け毛など湿疹と似た症状が出るため、見た目だけで判断して塗るのは避けましょう。また、脂漏性皮膚炎に関わるマラセチアもカビの一種で、その増殖を抑えるには抗真菌薬が別に使われます。
副作用の項目にも、ゲンタマイシン耐性菌による感染症と並んで、真菌症が挙げられています。細菌を抑える薬を使い続けていると、今度はカビが増えてしまうことがある点も覚えておきたいところです。
頭皮は吸収しやすく、ストロングは短期間の使用が基本
頭皮は、腕の内側と比べて薬を約3.5〜4倍吸収しやすい部位です。ストロングの薬をこの部位に長く使えば、それだけ皮膚が薄くなるなどの変化も起こりやすくなります。
加えて、ベタメタゾン吉草酸エステルは、体内に入ると分解されて作用が弱まるアンテドラッグとして設計された成分ではありません。広い範囲に大量に使い続けると、飲み薬のステロイドと同じような全身への影響があらわれることがあります。
さらに抗生物質を含むため、漫然と使うと耐性菌ができやすくなります。添付文書でも、症状が良くなったら速やかに使用を中止し、抗生物質を含まない薬に切り替えるよう定められています。必要な期間だけしっかり使い、状態に合わせて薬を切り替えていくのが基本です。
デルモゾールGローションは市販でも購入できる?
デルモゾールGローションは医療用医薬品のため、ドラッグストアや通販では購入できず、使うには皮膚科などで処方を受ける必要があります。では、成分が近い市販薬はあるのでしょうか。
ステロイドと抗生物質が同じ組み合わせの市販薬はない
ベタメタゾン吉草酸エステルとゲンタマイシン硫酸塩を組み合わせた市販薬は、販売されていません。
市販されているのは、ステロイド成分だけが同じ薬と、ステロイドに別の抗生物質を組み合わせた薬です。どちらもデルモゾールGローションとまったく同じものではなく、使える場面にも違いがあります。
同じステロイド成分ならリンデロンVsローション
リンデロンVsローションは、デルモゾールGと同じベタメタゾン吉草酸エステルを、1g中1.2mg配合した指定第2類医薬品です。ステロイドの濃度は同じで、ランクもストロングにあたります。
違いは、抗生物質を含んでいないことです。そのため、化膿している患部には使わないよう使用上の注意で定められています。じゅくじゅくしている、膿が出ているといった、デルモゾールGが処方される場面そのものには向かない薬と考えておきましょう。
抗生物質入りの市販薬はベトネベートN軟膏AS
ベトネベートN軟膏ASは、ベタメタゾン吉草酸エステルに、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を組み合わせた指定第2類医薬品です。化膿をともなう湿疹や皮膚炎などが効能に含まれており、構成としてはデルモゾールGに近い薬です。
ただし、抗生物質の種類はゲンタマイシンとは異なります。また剤形は油性の軟膏だけで、ローションタイプはありません。髪の毛がある頭皮に塗るとベタつきやすく、地肌にも届きにくいため、頭皮向きとはいいにくいでしょう。
処方薬の代わりに市販薬を使う前に
これらの市販薬は、医師の治療を受けている人は使う前に医師や薬剤師に相談することとされています。デルモゾールGローションを処方されている場合は、自己判断で市販薬に切り替えたり、併用したりするのは避けてください。
また、市販のステロイド外用薬は、5〜6日使っても良くならない場合は使用を中止するよう定められており、長期連用もしないこととされています。じゅくじゅくやただれがひどい場合や、症状がぶり返した場合は、市販薬で様子を見るより皮膚科を受診するほうが確実です。
症状が落ち着いたあとの頭皮ケアにReBALAN頭皮ローション
じゅくじゅくやかさぶたが治まり、薬を塗る必要がなくなったあとも、頭皮の状態は日々の汗や皮脂、乾燥の影響を受け続けます。治療を終えたあとの毎日のお手入れには、治療薬とは別のアイテムを取り入れてみるのもひとつの方法です。
抗生物質入りのステロイドは治療期間だけの薬
デルモゾールGローションの添付文書には、症状が改善したら速やかに使用を中止し、抗生物質を含まない薬に切り替えるよう書かれています。細菌の感染をともなうような、限られた時期に使う薬だということです。薬の切り替えや終了のタイミングは、処方した医師の判断にしたがってください。
治療が終わったあとの毎日の頭皮ケアの選択肢の一つが、医薬部外品のReBALAN(リバラン)頭皮ローションです。
ReBALAN頭皮ローションは、ステロイドも抗生物質も含まない、日々のお手入れのためのローションです。治療中にあわせて使いたい場合は、事前に医師や薬剤師に確認しておきましょう。
ふけ・かゆみを防ぐ有効成分と、うるおいを守る植物エキス
有効成分は、グリチルリチン酸2K、センブリエキス、酢酸トコフェロール、D-パントテニルアルコールの4つです。甘草由来のグリチルリチン酸2Kが肌荒れやかゆみのもとになる炎症を抑え、センブリエキスとビタミンE誘導体の酢酸トコフェロールが頭皮の血行を促します。D-パントテニルアルコールは、ビタミンB5のもとになる保湿成分です。
これに加えて、カッコンエキスやジオウエキス、ウメ果実エキス、イザヨイバラエキスなど、12種の植物由来エキスを保湿成分として配合しています。ふけ・かゆみを防ぎながら、乾燥しやすい頭皮にうるおいを与える処方です。
髪をかき分けずに地肌へ届くダイレクトノズル
液状の薬を頭皮に塗るとき、髪をかき分けて指で地肌にのせる手間を感じた方も多いのではないでしょうか。ReBALAN頭皮ローションは、容器の先を直接頭皮にあてて塗れるダイレクトノズルを採用しており、気になる部分に狙ってつけることができます。
アルコールを含まないノンアルコール処方で、乾燥しやすい頭皮にも使いやすい設計です。お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かしたあとに使うほか、病中や病後など入浴が難しいときのドライシャンプー代わりにも使えます。
洗う段階から整えるシャンプー&トリートメント
毎日のシャンプーから見直したい方には、同じシリーズの薬用シャンプー&トリートメントもあります。シャンプーは、グリチルリチン酸2K・サリチル酸・酢酸トコフェロールの3つの有効成分を配合した医薬部外品で、アミノ酸系の洗浄成分でやさしく洗い上げます。
トリートメントも医薬部外品で、グリチルリチン酸2Kとサリチル酸を配合し、頭皮に揉み込んで使える設計です。どちらにもカシミヤケラチンを配合しているので、頭皮のケアと一緒に髪の手触りも整えられます。シャンプーは泡のまま、トリートメントは頭皮と髪になじませて、それぞれ3分ほどおくヘアパックがおすすめの使い方です。
頭皮への塗り方と使うときの注意点
デルモゾールGローションは、ストロングのステロイドに抗生物質が加わった薬です。そのぶん、塗る範囲や使う期間、使ってはいけない場面について、ほかのステロイドローション以上に気をつけておきたい点があります。
よく振り、髪をかき分けて患部にだけ塗る
デルモゾールGローションは水と油を混ぜ合わせた乳剤性のローションで、時間がたつと成分がかたよることがあります。添付文書でもよく振って使うよう指示されているので、塗る前には毎回容器を振りましょう。
塗るときは、髪を分けて地肌を出し、じゅくじゅくしている部分やかさぶたのある部分など、症状が出ているところにだけのせます。傷口をこすると刺激になるため、指先で軽く置くようになじませるのがコツです。量は医師の指示が基本ですが、目安はローションを1円玉ほど出した量で、手のひら2枚分ほどの範囲に塗れます。
症状のない頭皮にまで広げて塗ると、ステロイドの影響を受ける範囲が広がるうえ、抗生物質に触れる菌も増えてしまいます。塗り終えたら、指に残った薬は洗い流しておきましょう。
良くなったら漫然と使い続けない
デルモゾールGローションは、症状が改善したらできるだけ速やかに使用を中止し、長期連用を避けるよう添付文書で定められています。
抗生物質は、必要以上に長く使ったり、中途半端な使い方をしたりすると、薬の効かない耐性菌が生まれやすくなります。じゅくじゅくや膿が引いてきたら、医師の判断で抗生物質を含まない薬に切り替えるのが一般的な流れです。
一方で、ストロングのステロイドを急にやめると、症状がぶり返すこともあります。自己判断で延長したり中止したりせず、受診のたびに塗る範囲や回数を相談しながら減らしていきましょう。
使えない頭皮トラブルと主な副作用
デルモゾールGローションは、次のような場合には使えません。
・ゲンタマイシンが効かない耐性菌などによる皮膚の感染
・カビ(真菌)やウイルスによる皮膚の感染、疥癬など
・ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物質や、バシトラシンでアレルギーを起こしたことがある
・この薬の成分でアレルギーを起こしたことがある
・潰瘍や、深いやけど・しもやけ
比較的よくみられる副作用は、塗った部分の刺激感や発疹、かぶれ(接触皮膚炎)です。抗生物質に対してかぶれを起こす場合もあり、塗ったあとにかゆみや赤み、腫れが強くなったときは使用をやめて医師に相談してください。
そのほか、耐性菌やカビによる感染症、ニキビのような発疹などが報告されています。長く使い続けた場合には、腎臓の障害や聴力の低下があらわれることがあるとされており、この点は抗生物質を含む薬ならではの注意点です。
生え際に塗るときは目に入らないように
添付文書には、重大な副作用として眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障が挙げられています。まぶたの皮膚に使った場合や、大量・長期・広範囲に使った場合に起こることがあるとされています。
額に近い生え際に塗るときは、ノズルから出す量を少なめにし、垂れてこないよう指で受け止めながら塗りましょう。目に入ったときは、こすらずにすぐ水で洗い流し、見えにくさが残るようなら眼科を受診してください。
耳の上やえり足に塗るときは、耳の中へ流れ込まないようにも気をつけます。鼓膜に穴があいている外耳道の湿疹には使えない薬のため、耳の中の症状は自己判断で塗らず、医師に確認しましょう。
デルモゾールGローションのよくある質問
- 顔や額にも使える?
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デルモゾールGローションはストロングのステロイドで、頭皮よりも皮膚の薄い顔には、ひとつ下のランクの薬が選ばれることが多い部位です。頭皮用に処方された場合は、生え際から額へ広げて塗らないようにしましょう。
顔に長く使うと、ニキビのような発疹や、頬や口のまわりが赤くなる酒さ様皮膚炎があらわれることがあります。顔のじゅくじゅくにも処方されている場合は、塗る範囲と期間を医師に確認しておくと安心です。
- 子どもの頭皮にも使える?
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子どもにも処方されることがありますが、添付文書では、ベタメタゾン吉草酸エステルの長期・大量使用で発育障害を起こしたとの報告があると注意されています。子どもは大人より体が小さいぶん、同じ量でも影響を受けやすいことを覚えておきましょう。
医師に指示された範囲と期間を守り、良くなってきたら早めに受診して、薬を続けるかどうかを相談してください。兄弟や親に処方された薬を子どもに塗るのは避けましょう。
- デルモゾールDPローションとの違いは?
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名前は似ていますが、中身は別の薬です。デルモゾールDPローションの有効成分はベタメタゾンジプロピオン酸エステル(0.064%)で、ステロイドのランクはデルモゾールGよりひとつ上のベリーストロングにあたります。
また、デルモゾールDPには抗生物質が含まれていません。細菌の感染をともなう湿疹にはG、より強い抗炎症作用が必要な場合にはDPと、医師が目的に応じて使い分けています。
- 以前処方された薬が残っている。また使ってもいい?
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デルモゾールGローションは、じゅくじゅくや細菌の感染がある時期に合わせて処方される薬です。同じような赤みやかゆみに見えても、今回は細菌が関わっていなければ抗生物質は必要なく、使えば耐性菌を増やす原因にもなります。
反対に、カビが原因であれば悪化させるおそれもあります。症状がぶり返したときは、残った薬に頼らず、あらためて皮膚科で原因を確かめてもらいましょう。
- フケやかゆみだけでも使っていい?
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デルモゾールGローションの効能は、湿潤・びらん・結痂をともなうか、二次感染を起こしている湿疹・皮膚炎などに限られています。
じゅくじゅくや傷がなく、フケやかゆみが出ているだけの状態は、本来の対象ではありません。フケやかゆみが続く場合は脂漏性皮膚炎などが隠れていることもあるため、自己判断で塗らずに皮膚科で相談してください。
こんなときは早めに皮膚科を受診しましょう
デルモゾールGローションが処方されるのは、頭皮の炎症に細菌の感染が重なりやすい時期です。 感染が広がっているサインや、薬が合っていないサインに気づいたら、次の受診日を待たずに相談しましょう。
・塗っているのに、膿や汁、かさぶたが増えてきた
・患部が熱をもって腫れる、ズキズキ痛む
・塗ったあとに、かゆみや赤み、腫れがかえって強くなった
・フケのようなものとともに、輪のような赤みや抜け毛が広がってきた
・良くなったあと、同じ場所に何度も症状が出る
長く使っているうちに耳の聞こえにくさや、見えにくさなどを感じた場合も、使用を続けずに医師に伝えてください。
まとめ
デルモゾールGローションは、ストロングのステロイドであるベタメタゾン吉草酸エステルに、抗生物質のゲンタマイシンを組み合わせた処方薬です。 先発品はリンデロンVGローションで、じゅくじゅくやかさぶた、細菌の二次感染をともなう頭皮の湿疹・皮膚炎などに使われます。
同じ組み合わせの市販薬はなく、ステロイド成分が同じリンデロンVsローションは化膿した患部には使えません。抗生物質を含むため、良くなったら速やかにやめて薬を切り替えること、カビやウイルスが原因のトラブルには使わないことが大切です。
治療を終えたあとは、日々のケアで頭皮の状態を整えていきましょう。ReBALAN頭皮ローションも、そのための選択肢の一つです。

