以前、皮膚科で処方されたリンデロンVGローション。同じような頭皮の湿疹やかゆみが出たとき、薬がなくなってしまい、ドラッグストアで買えないかと探していませんか?
忙しくてすぐに受診できないときこそ、市販で手に入る薬があるのか、代わりに使えるものがあるのかは気になるところですよね。
この記事では、リンデロンVGローションが市販で買えるのかどうかと、代わりになる市販薬、市販薬を頭皮に使う前に確認したいことをまとめました。
薬に頼らない毎日の頭皮ケアにおすすめの、非ステロイドの ReBALAN(リバラン)頭皮保湿ローションもご紹介します。
リンデロンVGローションは市販で買える?
リンデロンVGローションは、ドラッグストアなどで買える市販薬としては販売されていません。 皮膚科などで医師の診察を受け、処方してもらう必要があります。
結論:同じ薬は市販されていない
リンデロンVGローションは、医療用医薬品です。医療用医薬品は、医師が患者さんの症状を診たうえで処方することを前提にした薬で、ドラッグストアの棚には並んでいません。
また、リンデロンVGローションと同じ有効成分の組み合わせ(ベタメタゾン吉草酸エステルとゲンタマイシン硫酸塩)で作られた市販薬もありません。
ただし、成分の一部が同じ市販薬や、似たタイプの市販薬はあります。
市販されていない理由は、ゲンタマイシンを含む医療用の薬だから
リンデロンVGローションには、ステロイドのベタメタゾン吉草酸エステルに加えて、抗生物質のゲンタマイシン硫酸塩が含まれています。名前のGは、このゲンタマイシンを表しています。
ステロイドと抗生物質を組み合わせた市販薬自体はありますが、使われている抗生物質は別の種類です。ゲンタマイシンを配合した塗り薬は、市販薬としては販売されていません。
抗生物質は、細菌の感染があるかどうかを見極めて使う必要があり、使い方を誤ると効きにくい菌(耐性菌)を生むおそれもあります。リンデロンVGローションの添付文書でも、じゅくじゅくやただれ、細菌の二次感染がある場合に使い、症状がよくなったら抗生物質を含まない薬に切り替えるよう求められています。
リンデロンVGローションの代わりになる市販薬2選

リンデロンVGローションとまったく同じ薬はありませんが、ステロイド成分が同じ市販薬はあります。 ここでは、代わりの候補になる2つの市販薬を紹介します。
同じステロイド成分のローション「リンデロンVsローション」
リンデロンVsローションは、リンデロンVGローションと同じステロイド成分、ベタメタゾン吉草酸エステルを配合した市販薬です。配合量も1gあたり1.2mgで、リンデロンVGローションのステロイド成分と同じです。
ステロイドの強さは、5段階のうち真ん中のストロングにあたります。剤形もローションなので、髪のある頭皮にも塗り広げやすいのが特徴です。
一方で、抗生物質は含まれていません。効能・効果は、しっしん、皮ふ炎、かぶれ、かゆみなどで、化膿している患部には使えません。リスク区分は指定第2類医薬品で、薬剤師または登録販売者がいるドラッグストアや薬局で購入できます。
ステロイドと抗生物質を配合した「ベトネベートN軟膏AS」
ベトネベートN軟膏ASは、ベタメタゾン吉草酸エステルに、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩を組み合わせた市販薬です。ステロイドと抗生物質の組み合わせという点で、リンデロンVGローションに近いタイプの薬といえます。
効能・効果は、化膿をともなう湿疹や皮膚炎、かぶれなどと、とびひや毛のう炎などの化膿性の皮膚の病気です。リスク区分は第2類医薬品です。
ただし、剤形は軟膏です。髪のある頭皮に塗るとベタつきやすく、広い範囲に塗るのには向いていません。頭皮に使う場合は、範囲の狭い部分に限られるでしょう。
リンデロンVGローションと市販薬の違い
3つの薬の違いをまとめると、次のとおりです。
リンデロンVGローション(医療用)
ステロイド:ベタメタゾン吉草酸エステル(ストロング)
抗生物質:ゲンタマイシン硫酸塩
剤形:ローション
リンデロンVsローション(指定第2類医薬品)
ステロイド:ベタメタゾン吉草酸エステル(ストロング)
抗生物質:なし
剤形:ローション
ベトネベートN軟膏AS(第2類医薬品)
ステロイド:ベタメタゾン吉草酸エステル(ストロング)
抗生物質:フラジオマイシン硫酸塩
剤形:軟膏
頭皮の湿疹やかゆみに使いやすいのは、ローションタイプのリンデロンVsローションです。ただし、抗生物質が入っていないため、細菌感染をともなう症状には向きません。どちらの市販薬も、リンデロンVGローションとまったく同じように使えるわけではないことを覚えておきましょう。
市販薬を頭皮に使う前に確認したいこと
市販薬は便利ですが、頭皮の状態によっては、市販薬で様子を見るより皮膚科を受診したほうがよいケースがあります。 使う前に、次のポイントを確認しましょう。
① じゅくじゅくや膿がある頭皮は、市販薬で様子を見ない
リンデロンVGローションが処方されるのは、じゅくじゅくしている、ただれている、かさぶたがある、細菌感染を起こしているといった状態の湿疹や皮膚炎です。
こうした状態の頭皮に、抗生物質を含まない市販薬を塗ると、細菌感染が悪化するおそれがあります。リンデロンVsローションも、化膿している患部には使わないよう注意書きがあります。頭皮にじゅくじゅくや膿があるときは、市販薬で様子を見ず、皮膚科を受診してください。
② カビが原因の場合は、ステロイドで悪化することがある
頭皮のフケやかゆみは、湿疹だけでなく、カビ(真菌)が原因で起こることもあります。水虫と同じ白癬菌が頭皮に感染する頭部白癬などがその例です。
カビが原因の症状にステロイドを塗ると、皮膚の抵抗力が弱まり、かえって悪化することがあります。市販のステロイド薬の注意書きでも、みずむし・たむしなどの患部には使わないよう書かれています。円形にフケが集まっている、毛が抜けたり切れたりしているといった場合は、自己判断でステロイドを使わないようにしましょう。
③ 5〜6日使ってよくならなければ受診する
市販のステロイド薬の注意書きには、5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、医師や薬剤師、登録販売者に相談するよう書かれています。
また、市販薬は長期連用しないことが前提です。同じ症状をくり返す場合や、薬をやめるとすぐにぶり返す場合は、頭皮の状態に合った治療を受けるためにも、皮膚科を受診しましょう。
薬に頼らない毎日の頭皮ケアには、非ステロイドのReBALAN頭皮ローションがおすすめ
リンデロンVGローションも、代わりになる市販薬も、長く使い続ける薬ではありません。症状が落ち着いたら薬はやめて、毎日のケアで頭皮をすこやかに保っていくことが大切です。
ステロイドに頼らない毎日の頭皮ケアに、選択肢の一つとしておすすめしたいのが、ReBALAN(リバラン)頭皮保湿ローションです。
症状が落ち着いたあとは、保湿で頭皮をすこやかに保つ
湿疹やかゆみが治まったあとの頭皮は、見た目が落ち着いていても、乾燥や刺激を受けやすい状態が続いていることがあります。乾燥からかゆみが出てかいてしまうと、頭皮に傷がつき、また湿疹をくり返すきっかけになります。
洗髪後に頭皮用のローションでうるおいを与える習慣をつけておくと、ふけ・かゆみを防ぎやすくなります。薬を使う時期が終わったあとの、毎日のケアとして取り入れましょう。
・じゅくじゅくや赤み、傷など、症状が残っている部分には使わない
・通院中の方は、使い始める時期を医師に確認する
・処方された薬や市販薬は、それぞれの使い方を守る
ステロイドも抗生物質も含まない医薬部外品
ReBALAN頭皮保湿ローションは、頭皮にうるおいを与え、ふけ・かゆみを防ぐ医薬部外品です。医薬部外品は、国(厚生労働省)が効果を認めた有効成分を、決められた量で配合した製品です。
ステロイドも抗生物質も含まないため、使える期間を気にせず、毎日のケアとして続けられます。
グリチルリチン酸2K
甘草の根から得られる成分です。頭皮の肌荒れを防ぎ、ふけ・かゆみをおさえます。
D-パントテニルアルコール
プロビタミンB5とも呼ばれる成分です。頭皮にうるおいを与え、乾燥による頭皮トラブルを防ぎます。
酢酸トコフェロール
ビタミンEの誘導体です。頭皮の乾燥を防ぎ、すこやかな状態に保ちます。
センブリエキス
リンドウ科の植物、センブリから抽出した成分です。頭皮の血行を促します。
12種の植物由来エキスで、洗髪後の頭皮にうるおいを届ける
有効成分に加えて、うるおい成分として12種類の植物由来エキスを配合しています。
ゴボウ、大豆、カッコン(クズの根)、ジオウ、ウメ果実、紅茶、レモングラス、イザヨイバラ、タケノコ皮、カンゾウ葉、アロエ、海藻
根や葉、果実、海藻など、さまざまな植物から得られたエキスを組み合わせ、1つの成分だけに頼らずに頭皮へうるおいを届けます。保湿成分のグリセリンもあわせて配合し、洗髪のあとに乾きやすい頭皮をしっとりと保ちます。
アルコール(エタノール)を使わないノンアルコール処方で、さらっとした使い心地です。容器の先は頭皮に直接つけられるダイレクトノズルで、髪をかき分けて気になる部分につけられます。香りは、さわやかなマンダリンシトラスです。
同シリーズのシャンプー&トリートメントもおすすめ
洗髪後の保湿とあわせて見直したいのが、毎日使うシャンプーとトリートメントです。洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎると、頭皮が乾燥し、かゆみの原因になります。
ReBALAN薬用スカルプシャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分をベースに、ベタイン系の洗浄成分を組み合わせた弱酸性のシャンプーです。汚れや余分な皮脂は落としながら、頭皮に必要なうるおいまで奪いすぎないように洗い上げます。保湿成分として、ユズセラミド、コレステロール、エクトインも配合しています。
ReBALAN美容液トリートメントは、毛先だけでなく頭皮にもなじませ、揉み込んで使える処方です。シア脂、オリブ油、ホホバ油の3つの植物オイルが、洗ったあとの頭皮と髪にうるおいを与えます。
薬用スカルプシャンプー
グリチルリチン酸2K、サリチル酸、酢酸トコフェロール
美容液トリートメント
グリチルリチン酸2K、サリチル酸
シャンプーもトリートメントも、ふけ・かゆみを防ぐ有効成分を配合した医薬部外品です。洗う、うるおす、洗ったあとに頭皮保湿ローションで保湿するという流れで使うと、毎日の頭皮ケアをシリーズでそろえられます。香りも、頭皮保湿ローションと同じマンダリンシトラスです。
リンデロンVGローションを手に入れるには
リンデロンVGローションを使いたいときは、医師の診察を受けて処方してもらうのが基本です。 主な方法は、次の2つです。
皮膚科を受診して処方してもらう
いちばん確実なのは、皮膚科を受診する方法です。医師が頭皮の状態を直接見て、湿疹なのか、カビや細菌の感染なのかを見極めたうえで、症状に合った薬を処方してもらえます。
以前リンデロンVGローションを処方されたことがある場合も、今回の症状に同じ薬が合うとは限りません。手元に残っている薬や、家族に処方された薬を自己判断で使うのは避け、受診したときに「以前この薬を使っていた」と伝えましょう。
オンライン診療という方法も
忙しくて通院する時間がとれない場合は、オンライン診療を利用する方法もあります。スマートフォンやパソコンのビデオ通話で医師の診察を受け、処方された薬を自宅で受け取れる仕組みです。
ただし、頭皮は髪に隠れていて、画面越しでは状態を確認しにくい部位です。症状によっては、対面での受診を勧められることもあります。じゅくじゅくや膿がある、範囲が広がっているといった場合は、皮膚科で直接診てもらうのが安心です。
まとめ
リンデロンVGローションは医療用医薬品で、市販はされていません。同じ有効成分の組み合わせの市販薬もなく、医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。
代わりの市販薬としては、同じステロイド成分のローション「リンデロンVsローション」や、ステロイドと抗生物質を組み合わせた「ベトネベートN軟膏AS」があります。ただし、どちらもリンデロンVGローションとまったく同じように使えるわけではありません。
頭皮にじゅくじゅくや膿がある、カビが原因かもしれない、5〜6日使ってもよくならないといった場合は、市販薬で様子を見ず、皮膚科を受診しましょう。
症状が落ち着いたあとの毎日の頭皮ケアには、非ステロイドのReBALAN頭皮保湿ローションや、同シリーズのシャンプー&トリートメントも、選択肢の一つとしてお役立てください。


