シャンプーの裏面に小さく書かれている成分表。 香りや価格よりも“その製品の本質”が最も正直に現れる場所です。
なかでも、見慣れない成分名に「これは何?」「髪や頭皮に良いの?」と疑問を持つ人も多いはず。 今回は、ReBALAN(リバラン)にも配合されている「酢酸トコフェロール」に焦点を当てて、役割や魅力を分かりやすく解説します。
酢酸トコフェロールとは?
結論から言うと、酢酸トコフェロールはビタミンEの一種。 安定性を高めた形で、抗酸化作用を持ち、頭皮ケアやヘアケアにも非常に有用な成分です。
ビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほど、酸化ストレスから肌や頭皮を守る働きが強いのが特徴。 その中でも酢酸トコフェロールは化粧品に適した形に加工され、シャンプーやスキンケアに幅広く使われています。
酢酸トコフェロールがシャンプーで果たす役割
① 抗酸化作用で頭皮環境を守る
頭皮トラブルの原因の多くは「皮脂の酸化」。 酸化した皮脂は、かゆみ、フケ、ニオイ、赤みなどを引き起こしやすくなります。
酢酸トコフェロールはこの酸化を抑える働きがあり、 荒れにくく健康な頭皮環境をキープするうえで重要な役割を担っています。
② 血行促進で頭皮コンディションを底上げ
ビタミンEは血行を促す成分としても有名で、 シャンプーでは頭皮を健やかに保つサポート成分として機能します。
血行がよくなることで、髪の根元の元気にもつながりやすく、 美髪づくりの土台づくりに貢献します。
③ 髪の酸化ダメージを守り、指通りをサポート
髪も紫外線や熱ダメージで酸化します。 酢酸トコフェロールはその酸化ダメージを抑えるため、 カラーの退色をゆるやかにしたり、パサつきを抑える効果も期待できます。
橋本のコメント:
「酢酸トコフェロールは“頭皮の守り役”として本当に優秀なんです。皮脂の酸化を抑えるだけでなく、血行をサポートして髪の土台づくりにも関わります。髪そのものの酸化ダメージケアにも働くので、仕上がりのツヤや指通りにも違いが出やすい成分ですね。」
ReBALANシャンプーが“淡い黄色”なのはなぜ?
ReBALAN(リバラン)シャンプーは、ボトル越しにほんのり黄色みを帯びているのが特徴です。 この色について「着色料?」と気になる人もいるかもしれません。
実はこの淡い黄色、 酢酸トコフェロールそのものが持つ天然の色によるもの。
つまり――
人工着色料は不使用。自然な成分の色味がそのまま反映されているということです。
橋本のコメント:
「ボトルの色を見て“着色しているのかな?”と心配される方もいますが、ReBALANのシャンプーは人工的に色をつけているわけではありません。淡い黄色は、有効成分の酢酸トコフェロールが本来もっている自然な色味です。成分そのものの色が見えるというのは、逆に余計な添加物を使っていない証拠とも言えますね。」
成分表から読み解く“本気度”
シャンプーを選ぶ上で大事なのは、広告コピーではなく裏側の成分表。 日本の薬機法では、配合量の多い順に成分を記載する決まりがあります。
多くのシャンプーでは最初の行に「水」がきますが、 これ自体は悪いわけではありません。 問題は、その“割合”と“次に何が続くか”。
シャンプーによっては、水が90%以上という構成も珍しくなく、 洗浄成分・美容成分はごくわずか。 その場合、洗い上がりがパサついたり、頭皮が荒れやすくなることもあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています🔽
【重要】成分表の“先頭”が物語る、シャンプー選びの真実ReBALANシャンプーの成分表の先頭
ReBALANでは、成分表の先頭に「ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液(ペリセア)」が書かれています。 これは、頭皮と髪をケアするための高機能成分を高濃度で配合している証拠。
- ✅ ただの“水+強洗浄剤”で構成されるシャンプーではない
- ✅ 美容成分・有効成分を“主役級の量”で入れている
という、処方へのこだわりが成分表から読み取れます。 洗い上がりのしっとり感、頭皮の落ち着き、髪のまとまりが違うと言われるのはそのためです。
詳しくはこちらの記事で解説しています🔽
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa配合シャンプーの効果まとめ|酢酸トコフェロールは頭皮ケアに欠かせない成分
育毛剤にも配合されることの多い酢酸トコフェロールは、 頭皮の酸化ストレスを抑え、血行をサポートし、髪のダメージを守る“トータルケア成分”。
そしてReBALANシャンプーの淡い黄色は、 その酢酸トコフェロールが持つ自然の色。 つまり、余計な着色料を使わず、「必要なものだけ」を丁寧に配合している証です。
シャンプーの成分表を確認すれば、処方の本気度は一目でわかります。 毎日使うものだからこそ、頭皮と髪が喜ぶ“中身の濃い1本”を選びたいですね。

